臼杵市議会議員 大分県人権啓発講師 女性議員の会副代表

日々のつれづれ

女性は下駄をはかせてもらってでも何でもいいから社会へ出よう!と立命館アジア太平洋大学の出口学長は言いました。なるほど。

女性の活躍を企業と地域の活力に!

「enpawerment  cafe  女性チャレンジプロジェクト」キックオフイベント。

立命館アジア太平洋大学学長の出口治明さんの講演を聴きました。

記憶に残ったことを残っているうちに少し。

(出口学長いわく、アウトプットこそが記憶のための最良の方法だそうです)

日本は異常な勢いで少子高齢化が進んでいて、私が生まれた昭和41年頃には、およそ11人で1人の高齢者を支えていたものが2065年には1.3人で1人の高齢者を支えると言う計算になる。

11人のお神輿でがっつり支えていたものがほぼ肩車状態になる……

 

 

これまでの社会常識を疑ってかかるところから始めなければいけない。

たとえば

 

●「お年寄りを若い人が支えるものだ」という常識・・・これってほんと?

これからは

[ヤング サポーティング オ-ルド]ではなく[オ-ルド サポーティング オ-ルド]

 

●『定年制』と言う常識・・・?

労働力の確保、健康寿命の延長のためにも働くことは良いことだから。ただし、私は部長だったとか私は役員をやっていたなどとは言わないように。

 

●「子どもが小さいうちは母親が必要だ」と言う3歳児神話。・・・?

ホモサピエンスは集団保育で社会性を養う。

 

●「空気を読んで周りの人と同じようなことをやらなければいけない 」という同調圧力。・・・?

多様性(ダイバーシティー)を駆使しなければこれからやってくる課題には到底対処できない。

 

●「長時間働く事は良いことだ」と言う昭和的な常識・・・?

高度成長期、製造業が高生産性を誇っていた時代の労働モデルを今も引きずっている。

 

最後の問いは

Q 美味しいごはん(人生)orまずいごはん(人生)のどちらを選びますか?

 

美味しいごはんは

素材(知識) × 調理(考えること)

で完成します。

 

異素材の組み合わせはダイバーシティそのもの。様々な人との雑多な出会いからアイデアがでます。

日本をダメにしているのは『根拠なき精神論』
数字  ファクト  ロジックで考える タテ・ヨコ思考を大切にして「森の姿」を素直に見よう
そしたらどんな木を植えればいいのかが見えてくるよ、と。

 

ダイバーシティへの着実な一歩は、女性の社会参画でしょう。

どんな木を植える? みんなで植えて育てよう!!

これまでの女性にまつわる社会通念を変えるのは、わたしたち女性だと感じました。

 

女性が輝くおおいた推進会議