- 日々のつれづれ
臼杵9月定例市議会 一般質問「さくら猫プロジェクト」
臼杵9月定例市議会、一般質問が行われ12人の議員が質問に立ちました。
わたしの質問の一つは『おおいたさくら猫プロジェクト』についてです。※さくら猫とは、不妊去勢手術をした証として耳をカットする(注:痛くない)ものです。
猫は家庭動物として喜びや癒しを与えてくれます、が一方で、その糞尿や鳴き声に迷惑を被っている人がいるのも事実。野良猫に餌を与える人とその害を嫌う人とのあいだでトラブルになるのをみなさんも見聞きしたことがあるのでは?
平成20年「大分県動物愛護管理推進計画」が策定され、人と動物が愛情豊かに安心して暮らせる大分県を目指して様々な施策が実施されてきました。改定版では具体的な基本目標、数値目標も定められましたが、なかなか思うように進んでいません。猫の殺処分数は昨年度だけで、2,134匹。内70%は生まれて間もない子猫です(まるで殺されるために生まれてきたようなものです)。今年はコロナ禍で譲渡会もままならず殺処分の数は増えているそうです。
不幸な命をなくすために、糞尿や鳴き声などの生活環境の悪化を防いで猫に起因する人と人とのトラブルをなくしていくためにも、住宅街などでは特に繁殖を抑えて猫の数を適正に保つのが有効です。
おおいた動物愛護センターでは、飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)をさくら猫として一代限りの命を見守るよう地域で一定のルールを決めて世話をすることを前提として、市の窓口を通して申し込めば、無料で不妊去勢手術を施すという「さくら猫プロジェクト」を今年度からスタートしました。
○思いや立場の違う人たちが同じ地域で折り合いをつけて暮らすこと
○命の大切さを再確認すること
↑こんなきっかけにもなり得るとおもっています。このプロジェクトが広まることを望んでいます。