- 女性議員ネットワーク
人権講演 安心して弱者でいられる社会を
7月2日、さいき城山桜ホールで上野千鶴子さんの講演を 聴きました。 「日本の男女平等はどこまできたか〜これまでとこれから〜」
日本のジェンダーギャップの順位はさらに下がり世界最低レベルですが、その背景となっている社会のあり方(政策、法律、家族制度)を数字で示してくれわかりやすかった。
組織のなかの異なる価値観や知識や好奇心の存在を認めてつながることなしに時代の進化についていくことはできません。
上野さんから「わきまえグセがついてないですか?」と問いかけられたとき胸が詰まりました。
「明らかに女性蔑視な発言や行動が目の前にあるのに、ことばを飲み込んだり愛想笑いをしたことはないですか? 沈黙は同意、笑いは共犯ですよ」と言われ思わず涙が出ました。
フェミニズムとは、女がこぶしを振り上げ戦うことだと思っている人がいるかもしれないけど、上野さんのいうフェミニズムは[弱者が弱者のままで尊重される社会]です。
ますます加速する超高齢者社会。ヒトは依存的なものとして生まれ依存的なものとして死んでいきます。
【安心して弱者でいられる社会を】とこころから呼びかける上野千鶴子さんから勇気をもらいました。