- 人権講師
人権講演 ジェンダーを考えるなかで見えてくること
6月は豊後大野市3つの公民館で、人権学習を担当させていただきました。みなさんからもらった感想や意見が気づきや励ましになって本当にありがたいです。 「多様性を認め合う」ってよく聞くけど、案外決めつけちゃってること多いし、「ちがい」に寛容じゃないことも多いですよね〜。わたしもそうです。 だれもが自分のしあわせを求めて生きる、生まれたからにはそれが権利。 だけど自分の幸せとほかの人の幸せが折り合わないことは日常茶飯事で。だから人権というツ-ルを使ってかんがえつづけませんか
•グラデーションという表現があったように、男女だけで判断するのではなく、「個」を大事にするようになったらいいなぁ。
・今回はジェンダーの問題ですが、根本的なものは自分らしく生きるという人権に基づくんだと改めて意識することができました。
・固定概念(固定観念)についてですが、日本は昔ながらの考え方がまだまだ多くしみついていると思います。例えば、男は仕事、女は家事…。
核家族が多い今、共働きがあたり前の社会で、働きながら子育てをするのは本当に大変です。なのに男性がサポートに徹する(家事・育児など)事はほんの一部で、女性の負担が多いままの現状はおかしいと思います。
・家の中のジェンダー平等は、まだまだ課題が多いです。しかし、息子家族は家事育児を父も母も子どもも、少しづつみんなで受け持つように、みんなでがんばろうと語っていきたいと思います。
・自分の幼少期は祖母を同居だったので「女だから」という決めつけをたくさん受けてきました。「女は一番風呂に入ってはいけない」「女なんだから家事をしろ」などなど。その分、自分の子どもには男女ともに関係なく接するように心がけでいます。
子どもがパートナーを選ぶときは、男女などの性別で選ぶというより自分が一緒にいたいって人を選べるといいなと思っています。
・最近、テレビではジェンダーの人達が活躍している姿を目にすることが多いですが、まだまだ自分のまわりではカミングアウトをしにくい世の中だと感じます。
・ジェンダーについて、周りで感じたことはないと思ってましたが、実は身近なものだと思いました。女らしくないとか、女の人は「・・・」とかよく言われます。
・友人に何人かいますが、全然気にしたことがありません。逆にうらやましいなぁって思った事が何回かあります。
女とか男とか気にせず堂々としていて、とても幸せそうで楽しそうで、ありのままの自分をさらけだしている姿がとてもうらやましいと思ったのと、その姿がかっこいいとも感じたこともありました。
・私の息子は赤が好きで、ランドセルを選ぶ時も赤がほしい!と言う事もありました。自分が子供の頃は、赤は女子、黒が男子があたり前で不思議な感じでしたが、今は好きに選べる時代なんだとあらためて思います。
・私が中学に入学する時、はじめて制服を着る時、すごくスカートが嫌いでした。小学生時代、ズボンばかり好きで、なぜスカートをはかないといけないのか、すごく嫌だったのを思い出します。
・子どもたちを見ると、ジェンダーについて我々(40代)より、よく勉強していると思った。
#人権学習 #男女共同参画