- 人権講師
県立高校での研修講師
県立高校の先生がたにお話する。タイトルは「身近な人権」
紹介した絵本のストーリー・・・本の主人公ヤクーバの村では、大人になるためのしきたりがある。彼はその分かれ目で自身の頭で考え・心で感じ・行動して自律したおとなになっていく。
自分の父親が学校の教員だったことによるトラウマで 学校の先生の前で話すことには必要以上の緊張が伴う。そして顔はこわばり…。 でもそんなことは言ってられない。
子どもたちのことを一緒にかんがえたいから!
子どもたちは (子どもの権利条約では18歳までが[子ども]) 今、懸命に「自分の(自分だけの/自分にとっての)しあわせ」を模索しています。 自分は何を着たいー着たくない 自分はどんな言葉でしゃべりたいーしゃべりたくない どんな友人と時間を過ごしたいー過ごしたくない どんなパ-トナ-とどんな風に睦み合いたい(ライフスタイルやセックスも含めて) どんな仕事をして≒どんなふうに社会(職場や地域や家庭などのコミュニティ)に貢献して どんな風に笑って・・・(どんなものを面白いと感じるかは自由です…) どんな音楽を聴いて…… どんな表情でどんな身振りで…… どんな主人公として今を(これからを)生きていくのか…… ゆれながら模索しています。 それを押しつけたり決めつけたりしない教育 ってどんななのでしょうか???
第2条 差別の禁止 すべての子どもは、みんな平等にこの条約にある権利をもっています。子どもは、国のちがいや、男か女か、どのようなことばを使うか、どんな宗教を信 じているか、どんな意見をもっているか、心やからだに障害があるかないか、お金持ちであるかないか、などによって差別されません。
第3条 子どもにとってもよいことを 子どもに関係のあることを行うときには、子どもにもっともよいことは何かを第一に考えなければなりません。
「子どもの権利条約」をかみしめながら考えてみたいのです。 子どもをとりまく大人たちみんなで。 お話の機会をいただいたことに心から感謝しています。