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身近な場所から環境問題をかんがえよう!
7月31日に生活学校の催しとして「身近な場所から環境問題をかんがえよう」 を行いました。
市内の小学生から高校生までの子どもたち25人と生活学校のメンバー、地域の方々とともに、旧豊洋中学校の体育館を借りて、森のシンガーソングライター山田証さんから海洋プラスチックについて学んだあと、学校横の森に寝転んで聴く環境ライブ。
そのあと、海あそびをしながらゴミを拾いました。
マイクロプラスチックとはその名の通り、5ミリ以下の微小なプラスチックゴミのこと。
捨てられたプラスチックが紫外線や波で劣化して小さな粒(粉)となり、海洋生物 など海の環境に計り知れない影響を及ぼしています。
毎年少なくとも800万トンに及ぶ量のプラスチックが海に流出している。
日本もプラスチック流出大国。
安価で加工しやすいというメリットから多用されていますが、プラスチックが自然界で分解されるまでには100〜200年、あるいはそれ以上かかるそうです。
山の中や街に捨てられたビニールやペットボトルなどが側溝や川をつたって海に流出・・・
世界の海には1億5000万トンものプラスチックが存在していると言われています。
死んだクジラの胃から100キロものプラスチックが出てきた、という話題に子どもたちはびっくりした様子でした。
海はプラスチックゴミであふれている。
『海を守ることができるかどうかは自分たちの行動にかかっている』子どもたちの感想を読むとそんな感覚を持ってくれたことがうかがえてうれしいです。
- 人間がゴミを捨てるのは悪い。一人一人がしっかりしていきたいです。
- 浜のマイクロプラスチックが目についた 。ポイ捨てをやめればいいと思った。ゴミが海の生き物を苦しめていることを改めて知りました。
- 海にプラスチックとかキャップなどが結構あってびっくりしたのでこれからゴミ拾いをやっていこうと思います。
- 海のゴミがとても多いことに驚いた。マイクロプラスチックになってしまうと拾うことが難しくなるので、早めに拾うことが大切だと思った。